わたしの取り組んでいるマウスピース矯正は、10日置きまたは14日置きにマウスピース(=アライナー)を交換する。10日か14日か、どっちにするのかの基準はよくわかっていない。が、開始時に「10日でもいいけれど、14日にしておきましょう」と言われたので、一旦14日で取り組むことにしている。
これまで4枚のアライナーを経験してきて、だいたい
- 1〜5日目:圧迫されるキツさやそれに伴う歯根周辺の痛みはあるものの、普通に生活できるレベル。
- 6〜10日目:痛みが薄れ、全然気にならないレベル。
- 11〜14日目:全く痛くない。なんか固定した感じ。
という段階を踏んで進行していくように受け取っていた。1で歯をめっちゃ移動させ、2で落ち着き、3で安定する。この繰り返しなんだろうな、と思っていた。
しかし、だ。
5枚目のアライナー。おまえ、いったいどうなってんだ。めちゃくちゃ違和感だらけじゃないか。5枚目のアライナーに至っては、こんな具合だった。
- 1〜2日目:圧迫されるキツさや痛みはあるが、普通に生活できる。でもなんか変。
- 3〜5日目:起きている時はもちろん、寝ている間も違和感がある。奥歯の噛み合わせがズレた感じ。常に圧がかかり、居心地が悪い。変。
- 6日目:え、待って。上と下の3番(犬歯)の噛み合わせがひどい。ぶつかる。顎が疲れる。勘弁してくれ。
- 7〜8日目:あれ?犬歯の噛み合わせがよくなってる…?それと、心なしか奥歯の噛み合わせも心なしかよくなってる…?
- 9〜10日目(イマココ):圧迫感は全般的に薄れ、犬歯・奥歯の噛み合わせも落ち着いてきてる。我が人生に平穏が戻ってきた。
実に、不快な日々だった。
そもそもマウスピース矯正で動かせるのは、1ヶ月で1ミリだとか0.5ミリだとか聞く。となると、2週間使うアライナー1枚で動かせるのは、0.5ミリか0.25ミリとかそのくらいの距離なのだ。たったそれだけの幅しか動かしていないのに、ちょっとした差で違和感となり、居心地が悪くなるのだ。人体は不思議だな。
で、だ。
この居心地の悪さを表すのに適している言葉が「いづい」以外に見つからなかった。いづいとは、北海道弁で居心地の悪さを言い表す三文字だ。脳内で「なまらいづい。わや」と何度思っていたかわからない。沖縄に来て丸9年くらいだと思うけれど、何年経過しても道産子は道産子だなと思った次第です。