5歳

お子サマーがスイミングで進級した時の成功体験。

ついにこの日を迎えました。通っているスイミングスクールで9ヶ月ぶり?10ヶ月ぶり??にやっと進級したのです。長すぎてコーチからは「やっとですね!」と言われたし、カーチャン自身も「この級、何ヶ月目だっけ?」とカウントするのもやめてたくらいのご無沙汰でした。

シンクロナイズドスイミング(アーティスティックスイミング)をするひよこ

ある日、スイミングのあった日の夕方に、コーチから「忘れ物です」と電話がありました。その際、会話のついでにふたつ褒められたことがありました。それは

・泳ぎの姿勢がとても良くなってきていること
・コーチの言うことを聞くようになってきたこと

といった内容でした。

これは、大ニュースです。電話を切り、お子サマーに「コーチが褒めてたよ!!!」と伝えました。まんざらでもない表情のような、はにかむ表情のような、そんな様子でした。このコーチからの忘れ物連絡のついでの褒め言葉をきっかけに、お子サマーは変わりました。なんと

「おれ、次の試験で絶対に合格してやる!!!」

というのです。スイミングを初めてから、そんなやる気のある発言は一度もありませんでした。コーチの言葉、めちゃくちゃ刺さってるじゃんか。よかったねぇ。

そうして迎えた、次の試験の日。手に汗握りながら、お子サマーの様子を眺めていましたが、バタ足が下がってしまい不恰好で、少しふざけているようにも見えて、見学者のわたし的にも合格できそうに思えませんでした。案の定、悲しそうな顔で戻ってきたお子サマーで、「合格できなかった」「くやしい」と泣きはじめました。合格できずに悔し泣きすることは初めてでした。

その後、お疲れ様会としてお子サマーの好きなごはん(ハッピーセットをご指名)を食べながら、少し落ち着いた様子を確認した上で、聞きました。「明日も試験行けるけど、どうする?」と。この時、テスト週の振替があったので、翌日も連続で試験を受けられたのです。

そうして翌日も試験に行くことに決めました。合格するための作戦も立てます。不合格時のコーチが「おしりがぴょこんと出てしまうので、それさえなければバッチリ!」と教えてくれました。そこで一緒にベッドに寝転び、スマホで不恰好な泳ぎ方をチェック。ちょっと面白おかしく、カーチャンが不恰好におしりをぴょこんとしてみます。このやりとりでお子サマーは要領を得たようです。再度、翌日の試験を受けると約束して、その日は終わりました。

次の日。念のため「今日の試験受ける?」と確認すると、「いく」と言います。ならば、カーチャンは合格でも不合格でも見届けるまで。試験中、これまでのおふざけは一体なんだったのか?と言うほどにキレイなフォームで泳ぎました。一瞬「おまえさん、それができるのに、なぜ9ヶ月も10ヶ月もやってこなかったんか…!」と思ったのですが、もしかするとそうではないのかもしれないなと思い直しました。なんせ、

・スイミングのコーチから褒められた二つのこと
・前日にカーチャンとやった特訓
・夏場、保育園でプールの時間があり、そこで先生から「スイミングを習ってるだけあって泳ぎが上手!」と褒められている実感

これらが重なったからなのではないか、と思うのです。うちのお子サマーはうーまくーで、いろんなシーンで怒られることの多いため、おそらく自己肯定感は低めなのだと思います。ですが、上記のように褒められることが続き、ちょっとだけスイミングのやる気に繋がったのかもしれません。

それに加えて、カーチャンの肩の力も抜けていました。カーチャン自身、4歳からスイミングを始め10歳で4泳法を習得し、スクールを卒業したことが前提だと思い込んでいたし、それをお子サマーにも期待していたけれど、それは間違っていたんだなと思い直しました。今は、「昨日不合格だったけれど、翌日もやってみる」というチャレンジ精神を応援するべきだったのだ、と改めて感得ています。

そうして、スイミングの試験を終えて戻ってきたお子サマーの手には、新しいクラスのワッペンが。喜んでいるような、少し困ったような、どう表情に出せばいいのわからないような、そんな顔をしていたお子サマーに、カーチャンは大号泣しました。本当におめでとう、よくがんばったね、諦めずにがんばったから合格できたね。何度も何度も声をかけました。

着替えの前に、コーチから「コーチの言うことをしっかり聞くことを条件に進級させているので、おうちでも『言うこと聞かなかったらワッペン返すよ!』と言ってください。笑」と声かけがありました。合格をくれたコーチは、お子サマーとの相性がよい先生だと思います。よくハンドリングしてくれているなぁ、いつもありがとうございます。

そんなわけで、お子サマーの頑張りを見ながら、わたし自身も学ぶことが多かった進級でした。お子サマーの性格的に一度失敗すると再チャレンジすることを恐れてしまうのだけど、やらせるようレールを敷くのは親の役目で、再チャレンジすること自体は子ども側の努力だと思います。今回の成功体験を経て、お子サマーも変わる見込みが立ったのでは?と期待してしまうのですが、無用な期待はうまくいかないことも多いので、シレッとうまく先導するしかないかもしれません。

ふだん怒られることの多いお子サマーですから、自己肯定感を高めることも考えてあげなければ。今回は近い立場ではない大人から褒めてもらえたことがきかっけで、急に伸びたケースのように思います。なので、ほんと基本の繰り返しなのかもしれませんが、

・良いところはしっかり褒める
・いろんな大人から声かけをしてもらって褒めてもらう
・良い話は本人にもしっかりフィードバックしてあげる

というところは続けていこうと思いました。

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