喉元過ぎれば熱さを忘れる。たぶん半年後には忘れてしまうと思うのでログを残しておきます。2020年4月24日から始まった保育園のコロナ休園は、期間延長と短縮を経て5月13日までの20日間で終わりました。間に祝日やGWが重なったため仕事の稼働に影響したのは10営業日。そのうち5営業は特別休暇をいただき、3日はフル稼働、2日は半日稼働でした。担当案件をまわりにカバーしてもらいながら、ロクにタスクを回せず使い物にならないカーチャンの私は、焦りしかなかった...
家庭保育しながらリモートワークという、わりと本気で無理ゲーな状態をカバーしてくれるアイテム、それがタブレットでした。特にYouTube、あんたは文明の利器。正直に書きますと、コロナ休園の多くの時間がYouTubeでした。一方で、制限や約束を守れるはずのない3歳児には劇薬的だったと振り返ります。
なんせ、四六時中自分の好きな動画がタレ流れるのです。朝起きたらYouTube、飯も食わずにYouTube、トイレのお供にYouTube、昼寝もしないでYouTube、おでかけよりもYouTube、お風呂も入らずYouTube、しまいに寝ないでYouTube。おかげでタブレットの扱いが上達。スワイプするし、広告表示を消せるようになりました。YouTubeのUIがいかに優れているか嫌でも理解します。
一般的なYouTubeに親のアカウントでログインし幼児向け動画を視聴していると、YouTube Kidsの告知が都度表示されます。これを見るに、おそらくうちの子に限らずYouTube漬けの子どもが世界にいっぱいいるのでしょう。R15以上の動画も見れちゃうわけだし、他にも悪影響の要素はあるでしょう。それらを良しとしないからこそYouTube Kidsが誕生し、YouTube Kidsへの誘導を行っているんだろうな。
タブレットを与えておけば家の中が平和でリモートワークが捗る〜!と喜んだのは半日くらい。その日が終わる前に、「タブレット見過ぎじゃね?」という話をトーチャンとしました。それで、その日のうちにYouTube KidsをDLし、1時間ごとに休憩を挟む設定にしてもらいました。数日後「1時間でも長くね?」と話し、30分ごとの休憩に設定変更(個人的にはそれでも長い気がする)。
子どものフリ見て我がフリ直せ。カーチャンは常にスマホかPCを触っているような人間です。仕事も趣味もウェブ系なので当たり前っちゃー当たり前なんだけど、そんな人間に「3歳児よ、スマホの見過ぎだ。休憩しろ」と言われても理解できないし納得なんてできないよねぇ。なので、我が家なりの対策をしました。それは、タブレットの充電を100%にしないこと。具体的に何%とは細かく決めていませんが、20〜30%じゃないかなぁと思う(このタブレットはiOSではなく直感的に使いにくいため、カーチャンはほぼ仕様がわからずトーチャン任せにしています)。
この作戦は我が家のお子サマーにはハマりました。電池が切れるとプラレールが動かない過去に経験しているからか、タブレットも同じように電池切れで動かないとサッと諦めるようになりました。充電しておくから別のことをしようという交渉もスムーズに浸透した感じ。
おうち時間で楽しめるエンタメはなにかと考えたときに、絵本に触れる機会を増やしたいと思いました。そこで穴を開けずに壁収納できる絵本棚も用意。コロナ禍のステイホームで思考の時間的余裕が生まれ、絵本を読ませるためにはそもそもの露出が足りていないと感じました。ターゲットとの接点を増やし、エンゲージメントを高めようと試みたわけですけれど、流れ的には広告運用と同じ思考ですね。生活と仕事は繋がっているなぁ。毎日でなくとも、このまま寝る前の読み聞かせ習慣が続けばいいと思います。ふとこれまでの生活を振り返ると、絵本ラック検討の時間すら持ち合わせていなかったなぁ...
さて、おかげさまで那覇市の保育園休園は5月13日で終わり、翌日14日から通常保育再会となりました。家庭保育している育休家庭は25日以降の登園を求められたという話も育児仲間から聞いていますけれども、我が家のように共働き家庭はおかげさまで先週から保育園通いが再開しています。日中、家でのリモートワークでも仕事に集中できる環境となりました。保育に関わるみなさん、本当にありがとうございます。
沖縄は本日5月21日に休業および活動自粛が解かれる見込みだそうです。とはいえ月内は県外・離島には行くなという制限も敷かれています。韓国では自粛解除が解かれた後にクラスターが発生し、4次感染まで広がっているというニュースを見ました。まだまだ先が長い。YouTube漬けの出だしからこんなシメになってしまいました。これも一発書きの醍醐味。少しでも早く国内外旅行が楽しめる状態に戻って欲しいなぁと願います。