9月連休を使い、北海道へ2泊、中継地点の東京には1泊という3泊4日の旅に出てきた。これを境に、当面沖縄から出ることはないハズだ。
北海道帰省の目的は、両親に妊娠の報告をすること。偶然、というか9月連休と誕生日が近いため、毎年この時期は海外へ行くことが多かった。さすがに今年は無理は禁物だろうし、国内で頼れる人が多い場所に留めた。道中、いずれも問題なく過ごせた。
各航空会社の優先登場は3歳未満の子供がいる人や、移動が不自由な人に限られる。妊娠中のお客様、というのも含まれていたため、試しに羽田→函館便で申し出てみることにしてみた。地上係員に出産予定日を聞かれ、メモを取られた。登場に際し、何かお手伝いは必要かとも聞かれたが、ご主人サマーも一緒だし、荷物は最小限にであったため、特段お願いすることもなく、先に機内へ案内してもらっただけで終わった。優先搭乗はこの１度きりだ。どんな内容かわかったので、あとは普段通りに過ごせる期間は特にお願いすることはないと判断した。
当面、北海道には戻れない。その寂しさからとてつもなくホームシックにかかってしまっている。函館→羽田便も、羽田→沖縄便も、酷く泣いてしまった。北海道に生まれ育った者としては故郷に残る家族、四季折々の味覚、湿度の低さ、日が落ちた後のひんやりとした空気、寒々しい色の海、そして函館山が恋しい。
