妊娠後期 妊娠8カ月

28w3d、ご主人サマー、車を買いに行く。

先ほど、ご主人サマーが車を買うために家を出た。彼にとって、人生で一番大きな買い物だそうだ。超絶ペーパーのあたしとしては、ぶつけてもいいように中古の軽自動車で十分じゃないか、と思っている。が、ご主人サマーは普通車を選ぼうとしている。コンパクトで小回りがきいてあたしでも運転しやすい車を選んでくれたようだが、6〜7人乗りはさすがに大きいのではないか。大人2人とお子さん1名が乗れるサイズならば、それでいいのではないか。ちょいと疑問がわく。

ディーラーへ向かう直前、シャワーから出たご主人サマーが「ゆきちゃんにいつ話そうか考えていたんだけれど」と話しかけてきた。何事かと思ったら、実家の両親との会話の一部を教えて貰った。両親から「私たちにとって、やっぱりゆきの子供が一番楽しみだった。ありがとう」と言われたそうだ。それだけ楽しみにしているのだから「あなたの両親、絶対沖縄までくるでしょ」と。だから軽自動車じゃなくて、6〜7人乗りの大きめの車を用意しようと思ったそうだ。ああ、そうだったのか。全然そんなこと考えつかなかったし、そんなやりとりがあったんだ。

あたしが大学を出てた後、おかんが鬱陶しくて距離を置いた時期がある。連絡するたび口うるさく、自分一人ではどうしようもないことを言われ続けたからだ。「早く結婚しなさい」から始まり、「お母さんだって孫を抱きたいのよ」「お母さん、シングルマザーでも応援する」など、もう言ってること支離滅裂だろってことが数年続いたからだ。電話でもメールでもそんなことを言うし、そもそも結婚願望もあってお子さんだって欲しいと考えている人間を追い詰めるだけの発言を続けるのだ。追い込まれてとても辛かった。だから次女に子供ができ、初孫ができたと聞いて、あたしは心底ほっとした。やっとおかんのプレッシャーから解放される、と喜んだ。

両親がご主人サマーに「私たちにとって、やっぱりゆきの子供が一番楽しみだった。ありがとう」と伝えた話を聞いて、あたしの妊娠を喜んでいることも、長女であるあたしに対する想いが強いのも、とても理解できた。20代のころに面倒に思っていた異様なプレッシャーも、心に余裕ができている今だからこそ笑い話として語れる。でも、おかんの熱くヘヴィーな願い通りにはならないんだよ、というのは相変わらず思っている。おとんくらい「お父さんはあんたのことどうでもいいから」と笑って放任する優しい言葉をかけてくれるようが、よっぽとのびのびと生きられる。重たい言葉をストレートにぶつけるおかんと、のほほんと放任しつつ見守ってくれるおとん。うちの両親はうまい具合にバランスを保っている。

我が実家の三姉妹は、おかんと似た性格を持ち合わせている。無事にお子さんが生まれ、20年も経てばおかんと同じようなことを言うんだろ、という検証のためにも今日のやり取りと、その時に思ったことを書き残しておこうと思う。

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ユッキー

北海道出身の沖縄移住ブロガー。食べ飲み歩きブログ「毎日ビール.jp」や、雑記ブログ「毎日ノンアル.net」を運営中。1匹&1児のカーチャン。2023年からスキルス胃がんサバイバーとして「5年生存率を上げるブログ」を開始。

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