わたしがやっているマウスピース矯正は、アライナー20枚で一旦終了のタイプだ。アライナーは10日または14日ごとに1枚変更する仕組みで、当初は14日だったが途中から10日で変更の指示があり、かれこれ7ヶ月ほど装着してきた。今日はその現状を少しだけ書いておく。
当初の計画通り進み、いまは20枚を終了。ただ歯並びの関係で20枚で終わらず、追加のアライナーを準備しているところだ。一定期間、無料で追加してもらえるので、それを使っている。計画やスケジュールは歯医者さん側がうまいこと組んでくれるので、わたしはその指示に従うまで。
歯列はだいぶデコボコが正されてきた感がある。歯の捻れはすぐにきれいに整った。一時期、左側の上下の犬歯がぶつかり、歯の噛み合わせが悪くて落ち着かなかったけれど、あれはいつの間にか解消していた。また、上下で2本、見える範囲で抜歯したところがあり、歯を移動させることでだいぶすきっ歯感が薄れてきてはいるものの、それをどこまで目立たなくさせるかが今後の焦点と思っている。お金はかかるものの、「マウスピース矯正すげぇ！」ってなっている。
話を少し脱線させる。
先日、お子サマーの乳歯が抜けた。下の歯が1本抜け、2本、3本、4本と立て続いた。彼はいま4枚の壁を失い、そこから麺類をちゅるちゅると吸い込んだりストローを差し込んでジュースを飲むような、手抜きすすり食法を得ている。
しばらくすると1本、2本と永久歯が顔を覗かせ始めた。1本目は正常に見えるが、2本目は見るからに斜めに生えてきたのだ。それに気付いたトーチャンは「斜めだ！」と数回言葉を発していたが、マウスピース矯正で世の中どうにかなると知ってしまったカーチャンは、トーチャンの発する言葉をスルーしていた。お金を稼ごう。歯の並びは、お金で解決できる。
ちなみに、職場のワーママさんから「子どもが床矯正してきれいになった」という話を耳にしているので、お子サマー本人の希望も聞きながら必要に応じて検討をしたいと思います。個人としては、ビジュアルなんてまわりがアレコレ気にせんでもいいと思うんだけどね。
他方で、成長過程で親族・周囲から一言二言あれこれ言われた経験が積み重なって心に突き刺さってしまった、わたしのような人間もいるわけです。心に刺さったトゲというものは、他人には見えないものなのよね。そのせいで、まわりの人たちは「歯並びが〜」と気軽に軽口で言ってくる。清潔感や最低限の身なり、健康維持とかは必要だと思うけれど、歯並び含め骨格的な外見なんてわたしの努力でどうにかできるもんじゃないっすから。
そんなわけで、本来無用なはずの歯並び悪いコンプレックスを植え付けられてしまい、このかた30年も抱えてウジウジしてきたわけですよ。もしお子サマーがわたしと同じようにコンプレックスを抱えてしまうくらいなら、早いうちに解消させてあげたいものだなと思っています。こんなところにお金を費やすなら、それはきっと正しい使い道だと思うのです。
話を本筋にもどしますが、そんなわけで現在、21枚目以降のアライナーを待っている状態です。そいで今年度も残すところ1ヶ月ほどになってしまいました。というか、2023年に入ってもう2ヶ月経っちゃったな。仕事に、本家のブログに、卒園準備・入園準備、そしてお犬サマーの通院など… とても忙しい毎日です。
