お子サマーはかわいい。よその子だってかわいいが、それはそれはレベルが桁違いでかわいい。生まれたばかりの時よりも、今のほうが更にかわいいと思う。それは外見だけでなく、お子サマーの仕草や行動なども含めてまるっとかわいい。
週末、母・子・犬だけの自宅で、とてつもなく楽しい時間がやってきた。それはお風呂に入る前、イスに座っていたカーチャンの足につかまり立ちし、戯れて来たお子サマーとのことだ。
少し眠そうなお子サマーの手を取り、向き合って手を繋ぎ、「て・て・て」と適当に歌いながら、お子サマーを操り人形のごとく踊らせてみた。すると予想していなかったキャッキャと楽しく騒ぐ姿。これがもう、ものすごく可愛らしい笑顔をしていたのだ。
両手を繋ぎ、操り人形のように踊らせていたので、映像を残せていないことが悔やまれる。眠たげなタイミングと適当な初めてのダンスがうまくハマり、めちゃくちゃいい笑顔をしてくれたのだ。あの瞬間は、もう2度と来ない。2度目はないのだ。あの場にいられなかったご主人サマーが悔やまれる。
なんてことないエピソードだ。24時間のうち、たった数分のこと。だけれども、それは「この瞬間が永遠に続けばいいのに」と思ったほどの出来事だった。こんなことを思うのは、育児開始以来、初めてじゃなかろうか。今までもかわいいと思っていたけれど、なんてことない瞬間に初めて「この瞬間が永遠に続けばいいのに」と思った。それが衝撃だった。
お子サマーの笑顔に支えられて、育児を続けて行くのだろう。となると、反抗期が怖かったりもするな。