本日、お家に帰りました。お陰さまで、母子ともに同時タイミングでの退院です。お子さんは、さっそくピギャー!と泣いてます。
生まれる前、ご主人サマーと「あの夫婦のお子さんみたいに、話して理解してくれるようないい子だといいね〜」なんて話していたんです。「ああいう子に育つには、親が諭すように育てるのが必要だろうね」とかなんだとか言いながら... しかし、生まれ持った素養も大きく影響するだろうとも思っていて、ピコ太郎は大人の話を理解できるような「大人が見ていい子」ではないような気がしています。
例えば、入院中の体重測定の時。自転車(別名:足蹴り)的な動きを披露し、体重測定させてくれない日が続きました。あれを見て以降「こいつは只者ではない」と思ってます。「動いたら体重測定できないよー」と言っても話を聞いてくれないし、相当な暴れん坊のようです。
youtu.beまあ、でも、ピコ太郎自身も急な環境の変化に毎日驚いてると思うんです。今までは暗いお腹の中でぬくぬく育って来たのに、急に明るい世界に出されて、はいじゃあ今から自分で呼吸も栄養も取ってねーって切り替わるんですもん。「そんなの聞いてないよー!急に言われてもうまく出来るわけないよー!」って暴れたくもなりますって。
さて、入院中の育児はとっても楽でした。母子別室の病院で、出産0日を含めて7日間ゆっくり過ごすことができました。夜間は助産師さんが面倒を見てくれるし、その間あたしはしっかり眠れるし。なので、出産翌日からこれまでとほぼ同様の生活を送って来ました。でも、これからはそうもいきません。ピコ太郎と24時間ガチンコ対決の毎日が待っています。
初産婦のあたしは育児の経験値が圧倒的に少ないです。そんな中、10人以上いる助産師さんたちはみんな実の母のようで、皆さんがお持ちの経験をあれもこれもと教えてくれました。例えば授乳の仕方ひとつ取っても言うことが違ったり、いただくヒントが異なったりするんです。違うことを言われると最初は戸惑うけれど、最終的にそれはとても良いことだと思いました。助産師さんからの助言が全て自分やお子さんに合うものなのではないし、様々なヒントをもとにいくつものパターンを試すことができたので、授乳に関しては退院ギリギリで自分に合う方法を見つけられたんじゃないかなぁ。
これから小さな暴れん坊との格闘の日々になりますが、それは楽しみでもあり、恐怖でももあります。家には頼れる助産師さんはいません。助産師さんたちにいただいたヒントを思い出しながら、まずは1週間やっていこうと思います。
最後に。あたしは育児で100点なんて目指してません。80点も目指してません。なんというか、いい意味であんまり頑張るつもりがないんです。必死に頑張ったところで、小さな暴れん坊は言うことを聞かないはずですから。彼がどんな個性を持った子かもわからないし、どう対応するのがベストなのか、まずはそれを少しずつ解決していきたいなぁ、と。肩肘張っても仕方ないですし、そのくらいのダラけ具合で挑まないと長期戦に対応できない豆腐メンタルなものですから。最初の1週間は寝れない覚悟で、短い新生児期間を楽しみたいと思っています。