妊娠期間中にアレコレ言われがちな食べ物。趣向品を我慢するとか、今まで大好きだったものを食べないって、相当ストレスを感じる。
朝イチのコーヒーや毎日飲んでたビールの他、チーズや生肉、レバー、うなぎ、海藻、マグロにだって気を使わなきゃダメ。うなぎ、大好きなんだけど... 土用の丑の日は豪華に鰻を食べる!というMyルールを守っていたのに、2016年は我慢したわけよ...
一般的に、妊娠中にNGと言われているものはこんな感じ。他にもあるかもしれんけれど、あたしが把握しているものを書き残しておきます。
↓
- カフェイン:コーヒー、紅茶、緑茶、番茶、ほうじ茶、ウーロン茶
- ハーブティー:ラベンダー、カモミール、ジャスミンティー、セントジョーンズワート、ベニバナ、ハト麦、アロエ
- アルコール:お酒全般
- 薬:市販の薬、湿布、レントゲン
- リステリア食中毒:ナチュラルチーズ・未殺菌の乳類、生ハム、スモークサーモン
- トキソプラズマ感染:レア、生ハム、ユッケなどの完全加熱してない肉
- 水銀:マグロ、深海魚
- サルモネラ菌:生卵、スプラウト系、完全加熱してない肉、低温殺菌されていない乳製品
- 子宮収縮を促す食材:スパイス(ターメリック(ウコン)、シナモン、タイム、セージ、バジル、ナツメグ、パセリなど)、アロエ
- ヨウ素:海藻(ひじき、昆布、わかめ、のり)、昆布だし、合わせ調味料
- 動物性ビタミンA:レバー、うなぎ、あゆ、ホタルイカ
沖縄に住んでいるとうっちん茶やさんぴん茶とは切っても切れない生活になります。うっちん茶ってウコンだし、さんぴん茶ってジャスミンティーのことだし、いや、もうどうしろっつーのよ。そもそもウコンがアウトなら、カレー全般ダメじゃん。でもさ、思ったんですよね、「カレー食べて流産とか、さんぴん茶飲んで発育不良なんて聞いたことない。度を過ぎなければ問題はないハズだ!」と。
我慢のしすぎはストレスの元。あたしゃーストレス耐性ゼロ人間ですから、無理な時は無理!と最初からある程度考えてました。だからデカフェじゃない普通のコーヒーも多少は飲んできたし、さんぴん茶もティーバック1日1つまでならOKとしてきた。カレーだって食べる。たまに回転寿司に行った時は、1皿くらいなら問題ないと判断して鰻やマグロも食べた。その分、食べなくてもストレスを感じないスモークサーモンや生肉、アロエ、ひじきなどは避ける。ワインや日本酒が飲みたくなることはあったけど、お酒類も避ける。沖縄の卓上調味料として使われているコーレーグス(島とうがらしの泡盛漬け)はいいのだろうか?まあ、そのあたりは無理せず、ゆる〜く。そんな感じで過ごしてきた。
これは妊婦さんによると思うんです。きっちり守りたい人は守れば良い。あたしはゆるゆると。じゃないとダメなことばかりで、自分自身が疲弊してしまうから。ただでさえ身動きが取りにくい時期なのに、あれもダメ!これもダメ!って、せめて食べ物くらいゆる〜くさせて欲しいもんです。
あとね、トキソプラズマ。沖縄は野良猫が多くて、小動物好きなあたしには天国。でもトキソプラズマに感染した猫が怖くて近づけない。妊婦がトキソプラズマにかかると、胎児にも影響があるので、一定距離を保ち触ったりしないように自制してた。と言っても、あたしゃー猫の扱いが下手なので、だいたいの野良猫は勝手に逃げてくんだけども...
ちなみに一番しんどかったのは、薬が飲めないこと。もともと風邪の特効薬なんてないってわかってるだけど、薬を飲まずに2〜3週間過ごさねばならず、夜中に咳き込んで寝不足になるわ、ゲホゲホ言ううちに肋骨を痛めてしまうわ、マジで勘弁して欲しかった。薬飲めないどころか、湿布もダメだし。妊婦が周りにいてもいなくても、風邪を引いた人はマスクで周囲に気を使って欲しいもんです。これ、社会人のマナーだと思うんだけどな。ほんとに勘弁して欲しい。