お正月休みがあけ、さあこれから本格的に稼働し始めようという1月の2週目、お子サマーがアデノウイルス3型と診断されました。
アデノウイルス3型、我が家のケース
アデノウイルス3型とは
教えてもらった症状
アデノウイルスは現在51型あるそうで、メジャーなのは7種類でそれぞれ症状も異なります。今回、アデノウイルス3型/咽頭結膜炎(プール熱)に感染しました。保育園入園後、大きな病気をしなかったので、会社の人からも「お子サマー、全然休まないですねぇ」なんて話をされたばかりだっただけに、ついにキタか・・・!という感じ。症状は発熱、喉の痛み、目の充血、目やにとありましたが、お子サマーは目の症状はありませんでした。
学校法廷伝染病指定のため登校・登園禁止
アデノウイルスは非常に感染力が強く、学校法定伝染病に指定されている病気です。症状の出ている間はもちろん、症状が治った後2日間は登校・登園が禁じられています。その間は家庭保育になるわけですが、つまりトーチャンかカーチャンが会社を休む必要があるわけです。我が家の場合、感染がわかった翌日からトーチャンの北海道出張が入っており、カーチャンがお子サマーの体調改善プロジェクトのリーダーに就任することに。
お子サマーの症状メモ
潜伏期間(アデノウイルス3型の場合、5〜7日前)
2018年12月30日〜2019年1月3日まで、台湾(高雄・台南)に4泊5日で遊びに行っていました。アデノウイルス3型の潜伏期間は5〜7日と小児科から聞いたので、逆算すると1月1〜3日あたりに感染したのかな、と思います。高雄でキッズランド的な場所へも行ったし、MRTで現地の子どもとハイタッチもしていたし、まあ感染源の特定なんて無理なんですが、おそらく高雄でもらってきたんだろうなぁ。
高雄からのピーチ便は搭乗率4割ない感じ。我らの前後列は空席、横も空席という感じ。
那覇に戻って、1月4日は保育園に登園。5・6日は天気が悪かったので車移動で買い出し程度で特にどこかに行ったりはしていないと思います。たしか。
1月7日(月)
新年一発目、カーチャンの抱えているお仕事リリースラッシュデー。周りの優秀なスタッフのおかげで、目的の作業は難なく終了。清々しい気持ちで保育園に迎えに行く。お子サマーに変わった様子は特になし。食欲もあり。ごはん食べた直後、珍しくすぐウンコするなー、ちょっとお腹がゆるい気がするなー、くらい。早めに寝るような傾向が見られたので、年末年始の疲れだろうとトーチャンと話していました。
1月8日(火):発熱1日目
朝、登園前の家庭検温をしているトーチャンが「ちょっと高めかも」と。37度前半。子どもはわりと体温高めだし、お子サマーも36.8〜37.3度くらいはあったりするし、右脇・左脇でも温度が違うし、お水飲ませれば体温下がったりするし、まあ様子見だとそのまま登園させる。
カーチャンは朝からゴリゴリ月初作業、前日公開した案件の残タスクも盛り盛り。朝から作業しまくっていた15時過ぎに保育園から着信。「あら?」と出たところ、なんと「午前中から体温高めで様子見していた。お昼は全部食べたけれど、午睡から起きたら39.4度の発熱」ということでお迎え要請。
お迎えに行き、帰宅後に検温すると39.9度。お子サマーの過去最高体温じゃないか... 夕方、自宅にある解熱剤を入れた頃に虚ろな目をしてそのまま寝てしまう。目覚めた頃には座薬で熱が下がり元気に。ご飯を食べさせ、トーチャンが帰宅した頃には元気MAX。夕方の昼寝のためか就寝が遅く、また寝かしつけ後に起きてきてウロウロ歩き回り、トーチャンの寝室に行ったりなど。検温すると38度台後半で、座薬を指してまた寝かす。
夜中にベッドから落ちて泣くも、カーチャン起きられず(夢の中でお子サマーの泣き声は聞こえるものの、覚醒できない)。隣の部屋からトーチャンがやってきて抱きかかえ、「ちょっとどけて」と言われてやっと起きる。起きられない時は起きられないもんです。
1月9日(水):発熱2日目
朝、出勤準備をするものの、検温が高く保育園に行けそうにない。緊急家族会議で午前中はカーチャン仕事、午後からトーチャン仕事という割り振りに。午前中に38度台後半なったため10時半頃に座薬。11時半頃に昼寝に入り、カーチャンが帰宅する13時頃までまったく起きず。カーチャンがご飯を食べていると起きてきて、半分くらい横取りされる。
午後、小児科へ。検温すると38度台。今振り返ると、発熱→感染症の疑いということで、別室待機すればよかったのだけれども、まったくそんな頭がなくて後悔... 幸い、平日のためか他のお子さんと接触がなかったので、感染拡大させていないと願いたい。
診察で発熱・下痢・下痢のためかいぼ痔っぽくなっていることを伝える。小児科医に「念の為、インフルエンザの検査をしてみましょう」と言われる。そのままお願いし、感染症疑い患者向けの別室へ通される。10分ほど経過し、アデノウイルス3型との検査結果。
正直、プール熱だとかアデノウイルスだとか言われても、自分がかかった記憶が全くないし、どんな症状でどれだけ辛いのかだとか全くわからず... 予想していなかった結果で、まさか!と驚きました。小児科医から「ウイルス性の感染症なので、保育園は熱が下がるまで禁止」という話を受けた途端、カーチャンによる家庭保育が確定しました(木・金はトーチャンの県外出張が重なっていたのです)。
帰宅する前、数日家にこもってもいいよう食料調達しつつ、事業部長に状況報告とお休みの申請を行って帰宅。駐車場に着いてから後列のお子サマーの様子がおかしいことに気付きました。顔が真っ赤で、また虚ろな目... 解熱剤が切れたとわかり、部屋に戻ってすぐ検温・解熱剤、夕飯はあまり食べてくれず、小児科医に牛乳禁止と言われて買ってきたフォローアップミルクを飲ませて就寝。子守唄がわりのはらぺこあおむし3回目の途中で入眠した。夜中に検温・解熱剤。解熱剤、残7。
1月10日(木):発熱3日目
朝6時台にトーチャンが出張へ出発。見送ってからお子サマーが起床。検温するも39度近く。解熱剤をさす、残6。食欲なさそうで、「おちゃ」を連呼するので粉末ポカリを薄めたものを用意。熱のためか全身カサカサで、保湿剤を塗る。
育休中、家庭保育が苦手だったことを思い出す。今でこそコミュニケーションが取れやすくなってきているもの、それでも何が欲しいか伝わりきらないことも多くて、お互いストレスを感じる日々... 今回はそれがやたらと多く、ブチ切れて喚き泣いてるお子サマーにブロックは投げつけられるわ、電車は投げつけられるわ、何言ってるかさっぱりわからんくて、ほんと辛かった。13時前に昼寝。カーチャンはご飯と束の間の休息。90分でお子サマー起床。検温・座薬。ブロック遊び・電車遊び・ブチ切れギャン泣きがワンセットでエンドレス。夕方に座薬。
この日が最も食が細く、朝はおにぎりを一口と薄めたポカリばかり。Eテレのお姉さんがバナナのパントマイムをしてくれたので、リアルバナナを1本食べたくらい。あとはフォローアップミルクを2〜3回。夜も食べてくれず、お粥を作ったものの全然食べない。1時間後に再チャレンジしたら食べてくれた。パンに興味を示すも、少しかじって布団に持ち込んでボロボロにしてくれた...
20時過ぎに布団に入るも、全然寝る気配がない。元気になってきた証拠に思いつつ、無理やりカーチャンともに寝落ち。21時半頃に起き出すも、24時頃にベッドから落ちて泣く。体調悪いと寝相も悪くなるんでしょうか。この数日でベッドから落ちるの2回目。夜中に検温、座薬。この時から容量多い座薬にチェンジ。効き目が良さそうに思う。残数4。変な時間に寝てしまい、カーチャン寝付けず。最後に確認した時間は、2時半。
1月11日(金):発熱4日目
5時半、お子サマー泣いて起床。「にゅーにゅー」というのでフォローアップミルクを与える。200mlペロリ。「まだ夜だから、寝よう」とベッドに連れて行こうとするとギャン泣き。カーチャンは寝るよと宣言し、ベッドに潜り込むも枕元に立ってギャン泣き。そのうちしゃっくりが酷くなり、飲んだばかりのミルクをベッドにも床にも吐かれる。洗濯と掃除。
6時半、圧倒的に睡眠時間が足りないのでシーツなしの布団に潜り込む。泣いて猛抗議しつつもお子サマーも追従。検温・座薬。残3つ。
7時半、お子サマー泣いて起床。カーチャンも起きる。Eテレのお姉さんがバナナのパントマイムをしていたけれど、バナナ食べず。昨夜寝る前に作ったお粥も食べてくれず。一人遊びし始めたので、カーチャンお風呂。48時間ぶりのお風呂。頭皮がベタベタでWシャンプーした。髪の毛ごっそり抜ける。途中、お子サマーも服を脱ぎながらお風呂にやってきて、2.5日ぶりのお風呂。気が向いたのか、お粥を食べる。
熱が上がらないうちに会社に届け物をして、お昼ご飯調達。帰宅後に食べて、14時頃にカーチャンと一緒に昼寝。3時過ぎにお子サマーに「おーきーてー」と起こされる。検温するも割と平熱。解熱剤使わずに午後を過ごす。夕方から夜にかけてブロック・電車遊び。たびたび検温するも36.8〜37.0度くらいの平熱。今夜はこのまま解熱剤使わずに済みそう。元気っぷりは標準レベルまで戻ってきたものの、食はまだ戻っていないっぽい。
寝かしつけにも手こずり、ゴロゴロ寝転がるような寝相の悪さ。夜21時半過ぎに無理やり就寝。ゴロゴロ寝転がるのは夜中続き、大きく動くたびにカーチャンは目を覚ましていたのですが、朝方仰向けで寝ていたら心臓に衝撃を受けました。何事かと思ったのですが、周辺を探るとお子サマーの足があったので「ああ、踵落としされたんだ...」とわかりました。下手すると、軽く死ねる。
1月12日(土):
熱は下がり完全に平熱です。朝からシンカリオンで遊んでいます。昨日熱が下がったので、今日・明日ゆっくりして全快となりそうです。3連休明けから会社に行けそうだ〜!
心に余裕ができてから思い出したのですが、そういえば病児保育という手もあったんですね。1日2000円くらいかかりますが、病院併設施設で感染症の子どもも見てもらえるので、必要な時が来ればお願いすることも検討したいと思います。でも、体調不良で大変なお子サマーの甘えっぷりを見ていると、できるだけ使いたくないけどなぁ... 最終手段として覚えておこうっと。
まとめ
とうことで、お子サマーの体調改善プロジェクトは終わりが見えてきました。発熱日数は4日間でした。終わりが見える病気で看病も短期間ではあるものの、24時間つきっきりマンツーマン看病は結構しんどくて、久しぶりに育休時代を思い出していました。この閉塞感の中、当時はよく頑張っていたなぁ... 元気なら外に連れ出せるけど、感染症となれば家にいるしかなく、またアデノウイルスは大人も感染する病気らしいのでカーチャンもかかってしまう可能性がゼロではない中、くしゃみされてゲロされてよだれぶちまけられて「こらーあかん、普通に感染するわ」と思いながらの数日間でした。潜伏期間を経て発症しませんように...
終わり。