先日、スキルス胃がんで胃全摘したユッキーです。
スキルス胃がん闘病記内の「転院と入院準備」では、スキルス胃がんと診断されてから入院準備までの様子を紹介します。平日は転院先での初診から手術に向けた検査が立て続き、午前か午後のいずれか半日が潰れて思うように仕事もできません。加えて入院準備も来沖した両親の相手もあるし… この際、思い切ってお休みを取ることに。
検査続きで仕事にならない…
これは転院する前の病院でも同じでしたが、病院は検査のスケジュールをすべて教えてくれるわけではなさそうです。明日は予定がないはず〜と思っていても、「明日朝8時半、来れます?」なんてことはザラ。こうなると翌日AM中の仕事はすべてキャンセルするしかありません。
特に、今回わたしは転院から手術までの期間が短かったので、病院側も差し込みで各種検査の対応をしてくれたのだと思います。なので、今回わたしのケースでは余計に慌しかったのだろうなと振り返ります。
鎮静剤を使う内視鏡の日はバス移動せねばなりません。検査後、午後から仕事に向かおうと思っても、那覇市内に向けたアクセスがよいとはいえない立地のため、バスを待ち、久茂地に到着してランチを食べ終えたら14時だった、ということもありました。
これが毎日のように続き、ほとんど仕事になりません。それでも手元のタスクは回さねばならず、自宅で22時近くまで作業する日もありました。これはこれでストレスで、早々にタスクを誰かに引き継いでしまったほうがよかったな…と振り返ります。
体が自由なうちに両親と過ごしておきたい…
これは完全にわたしのわがままなのですが… 看病&子育てのサポートで沖縄に来てくれる両親と過ごす自由時間を作っておきたかったのです。特に、手術の前の元気なうちに。
というのも、両親は昔の人間なので「お見舞いに来たのだから沖縄観光はしない」と言い出しそうだし、そのわりに病院はコロナでお見舞いを中止したままだし。同じ沖縄にいてもやることがない状態で、おとんもおかんも暇しちゃうだろうなと予測していました。
なので、せめてわたしが入院する前の数日間は、沖縄県内のどこかに連れ出し、おいしいものを食べたり観光っぽいことをしておきたいと思ったのです。そのためには仕事を休んで時間を作り出さねばなりませんでした。
思い切って、早めにお休みに入ることに
いつ検査が入ってくるか読めないし、検査があると半日潰れて仕事にならないし、両親と過ごす時間を確保することを考えると「思い切って、早めにお休み取っちゃおうかな!」という気持ちになりました。連日夜中まで入院関連の準備や物品購入などをしていたので、お休みを取ることで日中にこなせるようになって、体の負担も若干軽減されるかもしれません。
この読みはちょっとは当たっていて、たとえば休みを取ると有給申請を出した後に、病院から追加で「この日の朝9時半までにPCR検査をもってきて」などと言われたりしました。うん、休みを取っててよかった。
入院前を振り返る
手術日が確定し、わたわたと職場やチームに情報共有しながら、寝る時間を削って入院準備に費やしました。他にもお子サマーにまつわる各種機関(小学校・学童・保育園・他もろもろ)も連絡・調整をしなければならず、かなりハードだったなぁ。転院も手術日もわたしが「やる」と決めたからの忙しさだったので、なんとか乗り切れてよかったです。
急に不在になり、間違いなく周囲に迷惑をかけたと思います。この点は本当に申し訳ないと思います。病気はいつ誰にでも起こり得るものだし、いつかもしまわりの誰かが急に入院することがあったら、今回お世話になったお礼の代わりにしっかりフォローしていきたいと考えてます。