いつからか、長湯がストレスの捌け口になった。それは今日昨日ではなく、かれこれ10年くらい前からだと思う。20代の頃は、熱い湯にガッと入りダッパーと一気に汗を出すのも好きだったが、この何年かはぬるめのお湯に長時間入り、ダラダラと汗を流すことにしている。
先日、久しぶりに長湯を楽しんだ。もちろん自宅の浴槽だ。外に出てゆーーーっくり温泉を楽しむなんて、まだできない。しかし自宅でなら平日でも長湯はできる。去年湯布院で買って来た温泉の素を入れて、累計2時間以上はにごり湯を楽しんだ。汗をいっぱい流し、一人だけの時間を過ごせる至福ときたら。ついでに鼻の頭もツルツルになった。汗とともに毛穴の汚れはバイバイキーン。
最近のお風呂ときたらシャワーばかりで、それは悪いことではないのだけれど、ただただ時間との戦いでしかなかった。お子サマーと入るようになってからは顕著で、いつしか頭に「命の洗濯」という言葉が浮かんでいた。お風呂が命の洗濯というのはよく言われていることで、しかしながらこのお子サマーと格闘するように時短セルフ洗髪・時短セルフ洗体などでは、全く命が洗濯されている感がなかった。なので、これはよくない傾向だぞという意味で脳裏に「命の洗濯」という言葉が浮かんでいた。
10月とはいえ、沖縄はまだまだ暑い。夜お子サマーとお風呂に入り、寝かしつけや就寝の間に汗をかき、朝起きて離乳食などを与えている間にまだ汗をかき。あたしの頭皮は一日中ベタベタしている。ほんとは朝も夜もお風呂に入りたい。しかしそうもいかない。頭皮をロクに洗えず、毛穴詰まってるんじゃね?と思いながら過ごす日々を卒業です。いつぶりかわからんほどの長風呂は、ほんとーーーに最高でした。ただお湯に浸かってるだけなのに、精神衛生がどんどんどこどこ浄化されていく... なにこれ、めっちゃスピリチュアル?
このメンタル的仕組みが一体なんなのかよくわかってないけれど、とにかく長湯したい日には長湯するべきなのだ。すると、不思議とメンタルが軽くなり、だいぶリセットされる。一人の空間は大事だよー、お風呂にゆっくり浸かって汗を出すのも大事だよー。
ほんとは瀬長島の龍神の湯でゆーっくりお風呂に入って、妊娠期間を経て1年以上振りにアカスリしたいのだけれども、それはもう少し我慢して、今は自宅でリフレッシュしようっと。次は何の入浴剤を試そうかな。手に入りやすいオススメ品があれば教えてください。