生後3ヶ月 産後4ヶ月目

3m28d、「ワンオペ育児を美化してる!」と炎上したムーニーのCMを見て、徒然と。

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昨日、運転の自主練を兼ねて買い物して帰って来たら、ムーニーのCMが物議を醸していたではありませんか。ヤフトピにも上がっちゃうくらいの炎上です。どんだけの内容なんだ!?とワックワクしながら動画再生しました。 

2分ほどの動画ですが、見てる途中でもう我慢できず、泣きました。なぜ目から汗が出たのか、それは、ワンオペ育児がフラッシュバックしたからです。

ここでいう「ワンオペ育児がフラッシュバック」は、産後、退院してから1〜2ヶ月のやたら泣きわめく生き物をどうにか死なせないために四苦八苦していたことを思い出したことであり、決してムーニーのCMをネガティブに受け取ったというわけではありません。今年に入ってからのことなのに既に懐かしむ感覚で、動画のママと子を自分たちに重ねてしまいました。

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動画が始まって12秒ほどから、育児の大変さが開始します。今は泣き声・泣き方でわかるようになったけど、生後0〜2ヶ月くらいまではなんで泣いているのか全く理解できませんでした。オムツなのか空腹なのか眠いのかげっぷしたいのか抱っこして欲しいのか暑いのか寒いのか、一体なんなの!?と一日中パニックです。

2〜3時間置きに泣いていた頃、寝てる時に泣き声が聞こえても体を起こせず、ぼーっと数分泣き声を聞いてやっと覚醒し、「どうしてあたしばかり対応しなきゃダメなのか」とか「何が”俺ってさ〜、7時間寝ないとダメな人じゃん?”だ!カスめ!」とか、とにかくイライラしながら対応していました。ある夜中に、泣き止まない子供を抱えて途方にくれ、あたしもうえーんと泣いたら、旦那さんが起きてきて「寝てな」って対応を変わってくれて。その日から体も気持ちも楽になったんだよなぁ。

お風呂に入っているときに泣かれると、急いで上がって対応することもありました。頭を洗ってる時に泣き声が聞こえ、シャワーを止めてお風呂のドアを開けると、泣き声は幻聴だったこともあります。我ながら病んでるなーと鬱々しました。でも、いつか何かで「泣くことで肺や体幹を鍛えることになるから、かまえない時は割り切ってかまわない」と言ってる人がいて、なるほどなーじゃあかまわない時間があっても平気だなー、と居直ることにしたのです。赤子が泣く=体を鍛える、という医学的根拠があるかどうかは明確ではないにしろ、カーチャン的には気が楽になりました。それでいいんです、親が健康じゃなきゃ、子も健全に育たないから。

爪を切るのも、難しくって。地味な作業だけど重要なんですよね。長いと何かと危ない。顔を引っ掻いたり、こっちも引っ掻かれたりする。誤って指を切らないように慎重になるのも、ストレスがチリツモするわけで。最初の頃は寝てる時にカットしてたけど、最近は寝る時間も短くなって来てるので、youtubeで童謡を見聞かせしてる間にカットしてます。赤子にyoutubeはダメだとか、そんな綺麗事言ってられません。

焼きおにぎりのレンチンも、めちゃくちゃ共感できた!産後直後は、毎食のように焼き餅ばっか食べてたなぁ。ちょうどお正月時期で、実家から餅が大量に送られて来て、ありがたくいただきました。懐かしいけど、野菜も食べたかったなぁ、餅ばっかり食べてたから便秘になって痔が悪化して未だに辛い。

泣く赤子をぼーっと見て、「あたし何やってんだろ」「どうしてあたしばっかり面倒見てるんだろ」ってダークサイドに落ちかけて、ハッと現実に戻り急いであやしに走るとか、当時はめちゃくちゃだったなぁ。過去形じゃくて、今もよくあるわ。このムーニーのCMの間はかなりリアルで、美化してないから共感できます。

動画の1分くらいから、ママが苦労するカットが畳み掛けてきます。どれもこれもあたしにとって身近なシーンで、夜の寝かしつけや泣き止まない赤子をあやすこと、他のお母さんと自分を比較してしまったり、四六時中何をしても不安だったことを思い出しました。きっと映像のように、あたしも眉間にシワを寄せてあやしていたんだろうな。

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出産直前、人の親になる責任を感じて、不安に襲われました。産後、先が見えない孤独なワンオペ育児で、何度も泣きました。でもその辛い時期は、今となっては「そんなこともあったなぁ」と懐かしく好意的に振り返られるんです。喉元過ぎればなんとやら。全てが初めての経験なのだから苦労するし、だけど初めての経験で得るものも多いから、毎日が刺激的でとても楽しい。

動画を見て、もう2度と経験したくない、とか、あんな動画見せられちゃ出産したくない若者が増える、とか、そういう感想を述べる人が多いけれど、そんなに美化していないと思うんですね。やたら辛い日もあればとてつもなく幸せな瞬間があったりして、それが心の支えになって救われる。それの繰り返しです。実家も遠いし、頼れるとこがなくて大変だよ、だけど、とても楽しいよ。辛いこともいっぱいあるよ、それでも子供が飴をぶらさげてくれるから楽しいし嬉しい。ネガティブな発言をしているトーチャン・カーチャンの子供たちが、もしその発言(=ツイート)を見てしまった時、どう感じるのだろう。

このムーニーの動画は「その時間が、いつか宝物になる。」ってキャッチフレーズでシメていますが、我が子を生んだ瞬間からずっと、酸いも甘いもすべて大切な宝物です。忘れたくないからこの育児ブログに書きつづてます。孤独で先が見えず辛い時もあるけれど、毎日大きくなる・出来ることが増えてく子供を見ているのは、とても幸せなことです。ワンオペ育児辛い2度としたくないと言ってるカーチャンたちには、ちょっとぐらい放っておいても死にはしないから大丈夫だよ、と伝えたい。そして、生々しいあの動画が世の中に出ることで、思い詰めることが多いワンオペ育児の辛さを理解してくれる人が増えるといいな、と思いました。

このところの風潮として、企業が発信する何かしらに対し、視聴サイドが過敏に噛みつき、それによった息苦しくなってしまうことが多々あると感じています。今回の一件も、まさにその流れを汲んでいるように見えます。あの動画は炎上するほどではないと思うし、ひどく荒ぶった批判コメントをするほどでもないと思うのです。私個人はそう感じるけれど、他のカーチャンたちにも動画を見せて生の声を聞いてみようと思います。

  • この記事を書いた人

ユッキー

生まれ育った北海道から、どんどん南下している沖縄移住ブロガー。2009年にクラフトビール沼にハマり、2013年に「毎日ビール.jp」を開始。妊娠を機に「毎日ノンアル.net」を書き始める。2017年出産。現在は1匹&1児のカーチャン。

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