執筆・取材などのご依頼について

当ブログの闘病コンテンツ「5年生存率を上げるブログ」に関する執筆や取材などのご依頼は、こちらのページをご確認いただいた上で、お問い合わせください。

がんサバイバーとしてのプロフィール

ブログ主、ユッキーに関するざっくりとしたプロフィールは、こちらのページにご用意しています。また、以下はスキルス胃がん患者としての、おおまかな時系列です。

2023年3月、胃カメラをしたところ、病理検査を経てスキルス胃がんと診断される。

同年4月、42歳7ヶ月で胃全摘。同時にリンパ節・胆嚢・脾臓を手術で取り除く。この標本を病理検査した結果、ステージ3Aと確定する。

同年5月、術後補助化学療法として抗がん剤のTS-1（エスワンタイホウ）を服用開始。

同年6月、点滴の抗がん剤・ドセタキセルを開始するも、副作用が強すぎて中止に。この副作用による体のダメージを回復させるため、現在は自宅療養中。合間に闘病ブログを更新しています。

闘病コンテンツの現在の内容はこちらです。

5年生存率を上げるブログ：闘病ブログのコーナータイトルです。
スキルス胃がん闘病記：胃カメラ検査から入院・手術・治療の様子を綴っています。
胃無しめし：胃の切除後の食事について紹介しています。
わたしとスキルス胃がん：スキルス胃がんとわかってからの雑記全般はこちらです。

闘病ブログをはじめた背景

スキルス胃がんと診断されたわたし。地域のクリニックや転院先の医師を通じて「沖縄は病気発見に繋げる検診率・再受診率が低く、手遅れになってから病気が発見されることが多い」や「最近は、新型コロナで外出控えが続き、病院にかからず手遅れになったケースがみられる」という話を耳にしています。

また、仕事を最優先事項にしがちな働き盛り世代も「自分は病気ではない。健康だ」と思い込んでいて、受診をしないケースだってあるでしょう。まさに、わたしがそうでした。

自分ががんサバイバーとなり改めて思うのは、「病気の早期発見、早期治療で治る可能性が残される」ということです。わたしは、術後補助化学療法で治療すれば5年後の生存への希望が持てるステージ3aですが、それでも

リンパ節への転移がなければ、強烈な副作用を伴う抗がん剤治療をしなくて済んだのに…
検査を先延ばしせず、違和感を感じてすぐ受診していれば、がんのステージが軽かったかもしれないのに…

という後悔をずっと引きずり、それに向き合いながら生きています。

この「5年生存率を上げるブログ」は、そういった背景をもとに開始しました。自分の生存率を上げようと治療するのは、わたしを含め全てのがんサバイバーが行っています。それらのわたしの後悔や闘病経験を発信することで、たったひとりでも早期発見、早期治療を行ってくれたり、5年後の生存に繋がった人が増えるといいなぁと思うのが原動力です。

病はある日突然やってくるものです。ですが、ご自身の体調に少しでも違和感を感じていれば、どうかすぐに受診してください。それが後悔しない日常に繋がるのだと、わたしは実感しています。